【第43号】親が話したいことは実はNGワード?

【第43号】親が話したいことは実はNGワード?

ご家族とお話していると
本人と話ができないと言われる方が多くおられます。

家族としては、本人が思っていることを話してもらいたいと
願っておられるのだと思います。

家族が話してもらいたいと思っていること
実はそれは本人からすると
避けたいと思っている話題なことがほとんどです。

今回は本人にとってNGな話題について
敢えてお伝えしていこうと思います。

なんと言っても1番のNGは『仕事のこと』でしょう。
そして、次いで『将来の話』

ひきこもり経験者に聞いてみると、他には
『同級生の話』
「○○ちゃんは今△△の会社で頑張ってるらしいよ」
といった感じで、暗に自分と比較されていると感じたり
自分を卑下したりすることにつながる話題。

『自分のテリトリーに侵入されるようなこと』
部屋が汚い、ゴミをためる、風呂に入らない、ゲームばかりしている
といった自分のペースや守っている領域を指摘してくる話。

こういった話題になると
本人の機嫌が悪くなり無言になったり
プイッと自室に逃げてしまったり
バタンと大きな音を立ててドアを閉めたり
そんな行動に出たりされるかもしれません。

こういった話題は実は本人自身が
1番気にしていることでもあるんです。

親としては、気付いてほしいからあえて話題を振っている
指摘しているということもあると思います。

実は、本人も親以上に気にしていて
どうにかしなければと思っている
でも、どうしたらいいか分らない、自信がない
そんなジレンマの中にいることが多いようです。

わかっているのにできてないことを言われると
辛いですよね。

NGな話題は人によっても違うので
本人と話しながら
不機嫌になったポイントなどがあれば振り返りかえってみて
探っていってもらえたらと思います。

ただ、本人からそういった話題を話してきた時は
本人が伝えたいと思っている時です。

そんな時はぜひ話を聞いてあげてください。

中には、一般的に考えるとちょっと違うのではないか
という内容のこともあるかもしれません。

本人がそんなふうに思っているということは事実なので
「それは違う」と諭すのではなく
まずは、その思いの方に視点を置いて
「そんなふうに思ってたんだね」と聞いてみていただけると
いいのではないかと思います。