話を聴くにはどうする?

【第40号】話を聴くにはどうする?

先日、親の立場で本人にどう対応していくかを
一緒に考えてみる「家族塾」を開催しました。

5組のご家族が参加してくださり
日頃の様子やお悩みを話したり
家ではこんなふうにやっているよといった
情報交換も行いながら
本人への対応を振り返り、考える機会となりました。

いろいろな話が出ましたが
その中で私の印象に残ったのは、話を聴くということ

話を聴くことで
相手を理解することにつながったり
相手に自分のことを分ってもらえているという
感情が生まれたりします。

話を聴くって大切です。
でも実際やってみるとなかなか難しいなとも思います。

相手の話を聴こうとしつつも
ついつい自分の考えを言いたくなるし
それは違うとさえぎりたくなる。

「まずはしっかり聴くことが大切で
そして、相手を認める
こちらの思いや考えを伝えるのはそれから」
そんな話を聞きながら
自分の態度を振り返っていました。

親としては、あなたのことが心配という気持ちを伝えたい
というのは当然だと思います。

ただ、親自身の分って欲しいという気持ちと同じように
本人も分ってほしいと思っていることがある
その思いを引き出すためにも
まず、しっかり聴くという働きかけをする必要が
あるのだなと思います。

聴くという姿勢を具体的に言ってみると
・本人の話をさえぎらずに聞く
・自分の意見を挟まずに聞く
・話を促すようなあいづちや質問をする
・否定的な意見は言わない
・論理的に間違っていると思ったとしても
「あなたはそう思ったのね」と感情の部分で共感する
といったことがあります。

こういったテクニック的なこともありますが
本人の思いを想像しながら聴くことが
一番大切だと思います。

本人の思いを引き出すために
こんなあたりを意識しつつ話を聴くということ
をやってみてください。