【第35号】家族に触れられたくない部分

今年も畑では瓜の栽培が始まり、早くも初の収穫がありました!
利用者さん達も水やりや収穫などの作業をしてくれています。

「暑い中作業、がんばったね」
「大変なとこを担当してくれて助かったよ」
「作業がスムーズで、手際がよかったね」

一緒に作業をすると、そんな小さな声かけが自然とでてきます。

でも、食事を取るときしか顔を合わせないといった状況だと
何を話せばいいのかわからないなんてこともあるかもしれません。

かわりに、つい言わなくてもいい一言を言ってしまったり
嫌味な言い方になってしまったりということの方が
よくあることかも。

本人は触れてほしくない部分に触れられると
反発したり、無視したり、その場から去ったり、物にあたったり
といった行動に出たりします。

ひきこもりを経験した人が言っていた言葉に
「ひきこもっている人間は、自分の弱い部分に向きあうことがつらい」
というものがありました。

触れられたくない部分というのは、その弱い部分なのかもしれません。

もし、反発したり、無視したり、その場から去ったり、物にあたったり
といったネガティブな行動があったとしたら
そのきっかけとなった声かけや関わりについて
ちょっと振り返ってみてもらえたらと思います。

そうすることで、触れられたくない部分を避けつつ
親子の適度な距離を探していけるのではないかなと思います。

本人と他愛もない会話ができるような
そんな関係性をまずは大切にしてもらいたいなと思います。