日頃遠くにいる兄弟に知ってもらいたいこと

【第26号】日頃遠くにいる兄弟に知ってもらいたいこと

お盆に入って、遠方にいるお子さん(本人の兄弟)が
帰省されているというご家庭も多いのではないでしょうか。

日頃接することのない兄弟などからは
もしかすると心配する気持ちから、親に対して
「そんなふうに甘やかしていちゃいけない」
「外に連れ出さないでどうする」
といった発言があるかもしれません。

これまで何度もお伝えしてきていますが
本人の意思でなく、無理やり外に連れ出したりすることでは
なかなか状況は改善しません。

本人は「自分なんてダメな人間だ」
「家族に迷惑をかけて申し訳ない」
という否定的な気持ちを抱えています。

自分を否定している状態では
外に関心は向きにくいんです。

さらに、家族から「このままでどうするんだ」
「もういい大人なんだから」と
いわゆる正論を言われると
たとえそれが正しいことだとしても
自分が責められているように感じます。

また、正論で追い込まれると
「そんなふうに出来たらこんな状態になってない」
と怒りにも似た気持ちが湧いてきたりもします。

ちょっとしたことでも「ありがとう」
「あんたがいてくれて助かる」と言われると
ここにいてもいいんだという思いに
つながっていきます。

責められないと思えると
自分の苦しさを話してみようという思いに
つながっていきます。

気持ちが家の外に向いていくのはそれからです。

この段階を踏んでいく必要があるということを
兄弟など日頃接する機会の少ない人にも
知ってもらえると嬉しいなと思います。

ぜひ今号のメルマガも転送してみてください。

日々、悩みながら本人に接している家族を
理解してくれること
家族の中にそんな理解者を増やして
いけたらいいなと思います。