原因探しより、これからどうするか

【第20号】原因探しより、これからどうするか

ひきこもり状態になったきっかけや原因は何なのか
ということを考えることは
本人の生きづらさを理解するという意味では
必要なことと思います。

ただ、その原因を追究することで
本人や家族の気持ちが楽になるならいいのですが
そうではないことも多いと感じています。

もちろん、何らかの診断名がつくといったことで
周囲が本人を理解しやすくなる
薬が処方されるといったことはあるかもしれません。

ただ、ひきこもりという状態はいろいろな要因が
絡まり合って起きています。

なので、原因追及に心を砕くよりも
安心して過ごせる環境づくりに取り組んで
もらいたいと思います。

例えば、一緒にいる時間をつくったり
日常の声かけをしながら
本人が話してきたら否定や指示をせず聞いたり
今の状態に合わせて、できることに
取り組むといった感じです。

どうしても、「育て方が悪かった」
「あの時ああしていればよかった」
と家族が自分を責めたり、悔んだりされることが
あると思います。

本人にとっては、親が自分を責めたり
後悔ばかりしている姿を見ている方が
辛くなるようです。

そうしたことよりも今できることに
目を向けてみていただけたらと思います。